飯村一輝という名前が、Tシャツになるまで
――飯村一輝 × DELIGRAPHICS コラボレーション・コラム
今回のコラボレーションについて、飯村一輝はとても率直にこう話している。
「フェンシング選手としての活動だけでなく、他分野から自分のことを知ってもらえるチャンスになると思いました」
DELIGRAPHICSにとって、その言葉はこの企画全体の軸になった。
競技の外に出ることは、競技を離れることではない。
むしろそれは、フェンシングというスポーツを通して感動をお届けするために、伝え方を広げる行為だった。
Tシャツというキャンバスは、日常に最も近い表現媒体だ。
特別すぎず、生活の中に自然に入り込み、知らないうちにフェンシングという競技の存在や、選手の想いを運んでいく。

■「一目でわかる」デザインが、応援をつなぐ
デザインにおいて、飯村一輝が「一番自分らしい」と語った要素は明確だった。
フェンシングらしさと、自身の名前の頭文字である「K」。
重要だったのは、それを装飾として使うことではない。
「一目で飯村一輝だとわかる」こと。
それは自己主張ではなく、フェンシングを通して生まれた応援や関心を、競技場の外でも途切れさせないための工夫だった。
線や色、配置には、フェンシングの要素、個人性、そして好きな言葉を織り込みながら、日常に馴染むバランスが丁寧に整えられている。
■シンプルであることが、感動を長く残す
今回のTシャツは、普段着として成立することが強く意識されている。
競技のためのユニフォームではなく、生活の中で着られること。
DELIGRAPHICSの視点から見ても、このシンプルさは重要だった。
主張しすぎないからこそ、着る人が主役になる。
デザインが前に出るのではなく、着た人の時間や行動の中で、少しずつ意味を持ち始める。
それは、試合の一瞬で生まれた感動が、日常の中で静かに続いていくための余白でもある。
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■直感で手に取られることが、フェンシングの入口になる
飯村一輝は、デザインや表現についてこう語っている。
「誰もが直感的に手に取ってしまうものが、いいデザインだと思う」
理屈よりも一瞬の判断が結果を左右するフェンシングというスポーツ。
考える前に身体が反応する、その感覚は、競技とデザインの双方に共通している。
彼がデザインを通して伝えたいのは、フェンシングというスポーツを通して感動をお届けすること。
応援してくれる人と意思を共にし、より身近な存在として競技を続けていく。
その想いは、強い言葉ではなく、直感で選ばれる一枚として表現されている。

■感動を、一過性で終わらせないために
今回のコラボレーションの先にある未来について、飯村一輝はこう語る。
「フェンシング選手なら、誰もが1枚は持っているTシャツでありたい」
特別な記念品ではなく、競技者同士が自然に共有している文化の一部になること。
それは、フェンシングの感動を一瞬で終わらせず、積み重ね、受け継いでいくための発想だ。
もしTシャツ以外にデザインをするなら、フェンシングのマスクをデザインしてみたいとも話していた。
競技を象徴するアイテムに、個人の思想や美意識を落とし込むこと。
それもまた、フェンシングを通して感動を届け続けるための延長線上にある。
DELIGRAPHICSがこのプロジェクトを通して感じたのは、飯村一輝が一貫して
**「フェンシングの魅力を、どうすればより多くの人に届けられるか」**を考えている選手だということだった。
このTシャツは競技の代わりではない。
だが、競技と同じ方向を向いている。
日常の中で着られ、ふとした瞬間にフェンシングというスポーツを思い出す。
その静かな連なりこそが、飯村一輝がフェンシングというスポーツを通して感動をお届けし続けるための、一つのかたちなのだと思う。








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