コラボ

れい / Rei

れい / Rei

日常に寄り添う、ということ。

―― イラストレーター・れい × DELIGRAPHICS

01. 描きながら見つける

れいさんは、アイデアを考えてから描くタイプではないという。

「どちらかというと、自分は描くことが先行して、アイデアが湧いてくることが多いです」

まず手を動かしてみる。
その中で新しい発見と出会う。
風が気持ちいい時間や、音楽を聴きながら制作することも好きだそうだ。

「描きたい!」と思えたタイミングが、一番良い絵が描ける時間。

作品に流れる自然な空気感は、そんな制作スタイルから生まれているのかもしれない。


02. シンプルな線の理由

今回の作品で、自分らしさを感じるポイントについて尋ねると、
「シンプルなラインが自分の作品のポイントなので、そのシンプルさをプリントや刺繍で上手く出せた点です」
という答えが返ってきた。

影響を受けている存在として挙げてくれたのは、ディック・ブルーナ。
余計なものを足すのではなく、本当に必要なものだけを残す。
そんな考え方は、れいさんの作品全体にも共通しているように感じる。


03. Tシャツという新しいキャンバス

今回のコラボは、れいさんにとって初めてのアパレル作品だった。

「よれたり、なびいたりする布だからこそ、立体的な絵の良さという可能性を感じました」

普段向き合っている四角いキャンバスとは違う感覚。

さらに今回は、デリグラフィックス担当者との対話を通して制作を進めたことも印象に残ったという。

「自分一人では見えてこなかった作品の捉え方を感じることができました」

絵を飾るのではなく、着る。
暮らしの中でカジュアルに絵を楽しめることも、Tシャツならではの魅力だった。

こだわりのコレクションはこちらから


04. 誰かに届く瞬間

れいさんがイラストレーターを目指したきっかけは、
「人が喜んでくれる顔を見たい」
という気持ちだった。

制作中に迷ったときも、「自分の絵を見て喜んでもらえるものを」と考えるという。

Instagramで反応をもらったとき。
作品を購入した人が飾っている写真を送ってくれたとき。

そんな瞬間に、自分の作品が誰かに届いたことを実感するそうだ。


05. 今の自分が描けるもの

過去の作品について今なら"こう直す"と思うものを聞くと、
れいさんはこう話してくれた。

「基本的にありません。
昔の自分の方がもちろん絵が下手だったなと感じることはありますが、
その時にしか描けなかった絵がそこにあると感じるからです。」

もちろん没にした作品もたくさんある。
それでも、その時々の自分が良いと思えるものを描いてきた。

最近はnoteも始め、自分の気持ちを文章にする楽しさも見つけたという。
さらに今後は、憧れている粘土表現にも挑戦してみたいそうだ。

「これからもイラストだけでなくて、いろんな形で作品を発信していきたい」

日常に寄り添うやさしい視点は、そのままに。
れいさんの表現は、これからも少しずつ広がっていく。

前後の記事を読む

書家 湖彪

コメントを書く

このサイトはhCaptchaによって保護されており、hCaptchaプライバシーポリシーおよび利用規約が適用されます。